【ブリーダー直伝】子犬の夜泣き・トイレトレーニングがうまくいかない時の対処法とNG行動
「子犬を家に迎えたけれど、夜泣きがすごくて眠れない…」 「ネットの通りにやっているのに、全然トイレを覚えてくれない」 「少し環境が変わったせいか、ご飯を食べなくて心配…」
念願のワンちゃんとの新生活がスタートした喜びも束の間、お迎え初期の「しつけ」や「体調管理」の壁にぶつかり、スマホで夜な夜な検索しては不安を募らせている飼い主様はとても多いものです。
子犬にとって、生まれ育った場所から新しいお家へ移ることは、人生最大の環境の変化です。そのため、最初の数週間にトラブルや体調の揺らぎが起きるのはごく自然なことです。
今回は、自社犬舎で数多くの命を誕生させ、成長を見守り続けているブリーダー直営のペットショップ「Pet Jump(ペットジャンプ)」が、子犬のお迎え初期によくある3大お悩み(夜泣き・トイレ・食欲不振)の正しい解決法と、やってはいけないNG行動をプロの目線から徹底解説します。
1. お悩み①:子犬の「夜泣き」が止まらない…いつまで続く?正しい対処法
お迎えした初日から数日間、多くの飼い主様を悩ませるのが「夜泣き」です。
● なぜ夜泣きをするの?(原因)
子犬が夜に鳴く最大の理由は「寂しさと不安」です。これまでは母親や兄弟犬と体を寄せ合って眠っていたのに、急に静かで暗い部屋に一人きりにされるため、心細くて「だれか来て!」と呼んでいるのです。通常、新しい環境に慣れるまでの「3日〜1週間程度」で自然と収まることがほとんどです。
● ブリーダーが教える正しい対処法
サークルを飼い主様の寝室、または気配がわかる場所に置く: 最初の数日間だけでも、サークルを飼い主様のベッドの近くや、お互いの気配を感じられる場所に置いてあげてください。「一人じゃない」とわかるだけで、子犬は一気に安心します。
湯たんぽや時計をベッドに入れる: 母親や兄弟の体温の代わりに「温かい湯たんぽ(ペット用)」を入れたり、心臓の音に似た秒針の音がする「アナログ時計」をタオルの下に忍ばせたりすると、安心して眠りにつきやすくなります。
❌ やってはいけないNG行動:鳴くたびに抱き上げる・声をかける
一番やってはいけないのは、子犬が「クーン」と鳴いた瞬間にサークルへ駆け寄り、抱っこしたり「どうしたの?」と声をかけたりすることです。これを繰り返すと、子犬は「鳴けば飼い主が来てくれる(コントロールできる)」と学習し、夜泣きが長引く原因になってしまいます。声をかけるなら、鳴き止んで静かになったタイミングにしましょう。
2. お悩み②:トイレトレーニングが進まない!失敗を減らすステップ
「ケージの外に出すと、あちこちで粗相をしてしまう…」と、お部屋の掃除に追われて疲れていませんか?
● トイレを失敗してしまう原因
子犬は「ここはリビング」「ここはトイレ」という境界線がまだ分かりません。また、排泄のコントロールをする筋肉も未発達です。トイレを覚えないのは子犬の頭が悪いからではなく、「成功する環境」が作れていないからです。
● ブリーダーが教える成功への3ステップ
排泄のタイミング(サイン)を逃さない: 子犬が排泄したくなるタイミングは決まっています。「朝起きたとき」「ご飯や水を飲んだ直後」「激しく遊んだ後」「昼寝から目覚めたとき」です。この時間に、床の匂いをクンクン嗅いだり、ソワソワと円を描くように回り始めたら排泄のサインです。
すぐにサークル内のトイレへ誘導する: サインを見つけたら、速やかにサークル内のトイレシートの上へ連れていきます。そこで静かに見守り、上手に排泄できたら「その瞬間に」大げさなほど褒めて、大好きなおやつを1粒あげてください。
行動範囲を徐々に広げる: 最初からリビング全体を自由にさせてしまうと、トイレに戻るのが間に合わずに失敗します。まずはサークル内での成功率を上げ、次に柵で仕切った狭いスペース、その後にリビング…と、段階的に自由なエリアを広げるのがプロの方法です。
❌ やってはいけないNG行動:失敗したときに大声で叱る
トイレを失敗したのを見つけて「あ!またやってる!」「ダメでしょ!」と大声で叱るのは絶対にNGです。子犬は「おしっこをした場所が違ったから叱られた」とは理解できず、「おしっこをすること自体が悪いことなんだ」と勘違いしてしまいます。その結果、飼い主様から隠れてケージの裏や布団の上でするようになったり、叱られるのが怖くて排泄を我慢し、病気になってしまうこともあります。失敗したときは無言で素早く片付け、消臭スプレーで匂いを完全に消すのが鉄則です。
3. お悩み③:環境の変化で「ご飯を食べない」ときの体調管理
お家に来たばかりの子犬がご飯を残したり、全く口をつけてくれないと、病気ではないかと本当に焦ってしまいますよね。
● 食欲が落ちる原因
環境が変わった緊張やストレスで、胃腸の動きが一時的に悪くなっている可能性が高いです。特に初日や2日目は、緊張で警戒して食べない子がよくいます。
● ブリーダーが教える対処法と見極め
フードをぬるま湯でふやかして香りを立たせる: 子犬がそれまで食べていたドッグフードを、約30℃〜40℃のぬるま湯でふやかし、匂いを強くしてあげることで食欲を刺激します(熱湯は栄養素が壊れるのでNGです)。
静かな環境で食べさせてあげる: 食べている最中にみんなで覗き込んだり、テレビの音が大きかったりすると、怖くて集中できません。サークルに目隠しの布をかけるなどして、静かに落ち着いて食べられる環境を作ってあげましょう。
💡 【プロの危険度見極めサイン】 ご飯を食べなくても、「お水は飲む」「尻尾を振って元気がある」「おもちゃで遊ぶ」状態であれば、1食〜2食様子を見ても過度に心配しすぎる必要はありません。ただし、子犬は低血糖を起こしやすいため、「お水も飲まない」「ぐったりしている」「下痢や嘔吐がある」場合は、すぐに動物病院を受診してください。
4. ネットの情報に迷ったら…「実店舗があるPet Jump」へ直接ご相談ください!
現代はインターネットやSNSで調べれば、無数の「しつけのノウハウ」が出てきます。しかし、ワンちゃんはロボットではないため、教科書通りの方法がその子にピッタリ合うとは限りません。「色々試したけれど、うちの子には効果がない…」と、一人で抱え込んで悩んでしまう飼い主様を私たちはたくさん見てきました。
ネットの文字だけのやり取りを行う遠方のブリーダーとは違い、私たちPet Jumpには、しっかりと専門スタッフが常駐する「実店舗」があります。
◆ いつでも「対面」で、その子に合わせたアドバイスを
お迎えした後に少しでも不安なことがあれば、いつでもお店にお立ち寄りください。「うちの子、こういう鳴き方をするんです」「トイレの配置はこれで合っていますか?」など、実際のワンちゃんの性格や様子を見ながら、経験豊富なプロが対面で具体的なアドバイスをさせていただきます。
爪切りやお手入れ、お買い物のついでに、まるで「ワンちゃんの実家に里帰り」するような感覚で、何でも気軽にお話ししてくださいね
5. さいごに:焦らなくて大丈夫。ゆっくり家族になっていきましょう
私たちのコンセプトは、「大切に育てた命を、素敵なご家族の元へ」届けることです。
子犬がお家に来てからの最初の1ヶ月は、生活リズムの変化もあり、飼い主様にとっても一番大変な時期です。でも、最初から完璧にできる子犬も、最初から完璧なしつけができる飼い主様もいません。失敗を繰り返しながら、少しずつお互いのルールを作っていけば大丈夫です。
Pet Jumpは、ワンちゃんをお渡しして終わりではなく、これからの長いドッグライフを一緒に支えるパートナーでありたいと考えています。困ったときはいつでも、広島駅前店、または岩国店のスタッフを頼ってくださいね。
あなたと愛犬の新生活が、笑顔でいっぱいの素晴らしいものになりますように!
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